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【交通事故ニュース速報】首都高3号渋谷線 上り 大橋JCT付近でダンプカー横転、積荷散乱で通行止め・大渋滞発生(2025年7月7日)

交通事故速報:首都高3号渋谷線でダンプカー横転、積荷が散乱

2025年7月7日(月)の午後4時半ごろ、東京都目黒区に位置する首都高速3号渋谷線の上り、大橋ジャンクション(JCT)付近で、ダンプカーが横転する大きな交通事故が発生しました。この事故で、ダンプカーの荷台から大量の土砂が路上に散乱し、複数の車線を完全に塞ぎました。この影響で、首都高3号渋谷線の上りは一部区間で通行止めとなり、周辺道路を含めて深刻な交通渋滞が発生しています。警視庁高速隊が現場で事故処理と原因調査を急いでいますが、復旧にはかなりの時間を要する見込みです。

事故発生の詳細状況

事故現場は、首都高速3号渋谷線の上り、東名高速道路方面から都心環状線方面へ向かう途中にある大橋JCTのすぐ先、渋谷入口の手前あたりです。現場は急なカーブと合流・分流が連続する複雑な構造で、日頃から運転には注意が必要な区間として知られています。事故を起こしたダンプカーは、何らかの理由でコントロールを失い横転し、積載していた土砂を路面にぶちまける形となりました。事故発生当時は夕方のラッシュ時間帯に差し掛かる頃で交通量が多く、後続の車両は次々と停止を余儀なくされました。天候に大きな問題はなかったことから、警察は運転操作や車両の整備状況、積荷の積載方法などに事故原因の手がかりがあるとみて、詳しく調査を進めています。

目撃者証言と現場の様子

事故直後から、現場を通りかかった人々によって、X(旧Twitter)などのSNS上には緊迫した現場の状況を伝える投稿が相次ぎました。投稿された写真や動画からは、ダンプカーが車線を完全に塞ぐ形で横倒しになり、路面が広範囲にわたって土砂で覆われている衝撃的な様子が確認できます。
目撃者からは、以下のような生々しい声が寄せられています。

  • 「首都高3号渋谷線の上りでトラックが横転して、2車線が土砂まみれになっている。これは復旧まで相当時間がかかりそう」
  • 「渋谷入口の手前で事故。ダンプが横を向いて完全に道を塞いでいる。詰んだ…」
  • 「オイル漏れでもあったのか、作業員が路面全体に土のようなものを撒いて処理していた」
  • 「運転手は大丈夫だったのだろうか。夕方の混む時間にこれはキツイ事故だ」

これらの情報から、事故の規模の大きさと、現場が完全に麻痺状態に陥っていることがうかがえます。多くのドライバーが長時間高速道路上で立ち往生するなど、影響は広範囲に及んでいます。

警察による初動対応と調査の進捗

事故発生の通報を受け、警視庁高速隊と首都高パトロール隊が現場に急行しました。まず後続車両の安全確保と二次被害の防止のため、事故現場手前から通行止め規制を実施。その後、ダンプカーの運転手から事情を聴くとともに、救護活動を行いました。運転手の詳しい容態に関する警察発表はまだありませんが、大きな怪我はないとの情報もあります。
現在、警察はドライブレコーダーの映像解析や、現場の路面状況、車両の損傷具合などを詳しく調べています。今後の捜査では、なぜカーブが続く区間で横転したのか、速度超過や不適切なハンドル操作はなかったか、積荷である土砂の固定や積載量に問題はなかったか(過積載の有無)などが、原因調査の重要なポイントとなります。これらの調査結果に基づき、運転手の過失割合などが慎重に判断されることになります。

交通規制・渋滞状況と迂回ルート案内

このダンプカー横転事故の影響で、首都高速3号渋谷線の上りは、2025年7月7日19時現在、用賀から渋谷までの区間で通行止めとなっています。この通行止めの影響で、東名高速道路から首都高へ流入する車両を中心に激しい渋滞が発生しており、渋滞の列は数キロにわたって伸びている模様です。
現場では、散乱した土砂の撤去作業と、横転したダンプカーの移動作業が進められていますが、作業は難航しており、通行止め解除の見込みは立っていません。これから首都高3号渋谷線の上りを利用して都心方面へ向かう予定の方は、以下の迂回ルートの利用を検討してください。

  • 一般道への迂回:東名高速・用賀ICで降り、国道246号線(玉川通り)を利用して渋谷方面へ向かうルート。ただし、こちらも渋滞が予想されます。
  • 他の首都高ルートの利用:大橋JCTから中央環状線(C2)に入り、山手トンネルを経由して池袋線や新宿線方面へ迂回するルート。

最新の交通情報は、日本道路交通情報センター(JARTIC)のウェブサイトやラジオの交通情報などで、出発前に必ず確認することをお勧めします。

過去の類似事故と比較

首都高速道路、特に大橋JCTのような複数の路線が複雑に交差するジャンクションでは、過去にも速度の出し過ぎや車線変更時の不注意による交通事故がたびたび発生しています。特に、車高が高く重心が不安定になりがちな大型トラックやダンプカーは、急なカーブで遠心力の影響を大きく受け、横転に至るリスクが高いとされています。2020年代に入ってからも、中央環状線山手トンネル内などで大型車両の横転事故が複数回報じられており、そのたびに長時間の通行止めと深刻な渋滞を引き起こしてきました。今回の事故も、こうした都心の高速道路が抱える構造的なリスクと、大型車両の運転の難しさが改めて浮き彫りになった事例と言えるでしょう。

交通安全への注意喚起

今回の交通事故は、すべてのドライバーにとって、安全運転の重要性を再認識する機会となるはずです。特に、首都高速道路を走行する際は、以下の点に改めて注意してください。

  • 速度の遵守と車間距離:ジャンクションやカーブの手前では十分に速度を落とし、常に前方の状況に注意を払いましょう。十分な車間距離は、予期せぬ事態への備えになります。
  • 積荷の確認(事業用車両):出発前に積荷が適切に固定されているか、重量が偏っていないかを必ず確認する。過積載は絶対に避ける。
  • 無理な車線変更の禁止:合流や分流が続く区間では、時間に余裕を持った早めの車線変更を心がけ、無理な割り込みは絶対にしない。
  • 体調管理:長時間の運転や疲労を感じた際は、無理せず最寄りのパーキングエリアで休憩を取ることが、重大事故を防ぐために不可欠です。

一瞬の判断ミスが、自分だけでなく多くの人々を巻き込む大事故に繋がります。「だろう運転」ではなく「かもしれない運転」を徹底し、安全な交通社会の実現に努めましょう。

まとめと今後の続報について

本記事では、2025年7月7日に首都高速3号渋谷線の上り、大橋JCT付近で発生したダンプカーの横転事故について、現時点で判明している情報をお伝えしました。この事故により、大規模な通行止めと交通渋滞が発生し、社会経済活動にも大きな影響を与えています。現場では一日も早い復旧に向けた作業が続けられています。警察による詳しい事故原因の特定など、新たな情報が入り次第、本記事も更新し、続報をお届けする予定です。


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