一般に「幕末」といえば、「江戸時代末期」を指します。
しかし、幕府と言えば
・鎌倉幕府
・室町幕府
・江戸幕府
の3つが歴史上存在します。
一方で、なぜ「幕末」は「江戸幕府末期」を指すのでしょうか?
これには理由があります。
そもそも「幕末」という言葉の定義は?
「幕末」と調べると、たいていどこも「江戸幕府末期」と出てきます。
年代に差はあるものの、ペリー来航以降の1853年~江戸時代終了(明治時代へ移行)の1867年の間を指します。

一方で、「鎌倉幕府や室町幕府の末期」を指すことも正しいという説もあります。
それでも「幕末」はやはり「江戸幕府末期」を指すことが一般的なのは変わりありません。
これはどういうことでしょうか。
言葉の定義は「幕府」にあり
この理由は「幕府」という言葉にあります。
幕府という言葉が作られたのは、実は「明治以降」の話です。
つまり、鎌倉時代や室町時代、更には江戸時代にすら「幕府」という言葉は存在しなかったのです。
近世になって、後から歴史編纂で鎌倉時代の武家政権時代(幕府)を「鎌倉幕府」、室町時代の幕府を「室町幕府」、江戸時代の幕府を「江戸幕府」と名付けたのです。
そして、武家政権の終焉に向かう江戸時代の末期を指して「幕末」と定義されたのです。
つまりは、幕末=武家政権の終わり間際=江戸時代末期となるわけですね。
ただし、単純な言葉だけでとらえれば鎌倉時代末期や室町時代末期もそれぞれ幕末ということも可能です。
それでも元々が「武家政権末期時代」と定義するなら「江戸時代末期」が一般的になるでしょうね。
まとめと総括
幕末の動乱と言えば誰もが桜田門外の変などを思い浮かべ、普通は室町幕府滅亡前(織田信長の足利義昭追放前)や鎌倉幕府滅亡を思い浮かべないように、江戸時代末期を指すのが普通ですね。
それでも、ただ漫然と「幕末」という言葉の定義を知らずに使っている人は多いのではないでしょうか。
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