戦極姫は、いわゆる「女性武将化」+「アドベンチャーゲーム」+「シミュレーションゲーム」の3つのジャンルを合わせたゲームです。
現在、7シリーズが発売されています。
開発元である会社はゲーム事業から撤退(日本一ソフトウェアに吸収)しているので、これ以上作品が発売されることはまずありません。
ここで、全作品+PC版&CS版両方を全てプレイしてきた自分が、おすすめの作品とおすすめの攻略ルートを紹介します。
【戦極姫プレイ済み作品】
1、2、3、4,5、6、7(シリーズ完全制覇済)
PC版+CS版両方でもプレイ検証済みです。
【必読】「戦極姫」の作品の概要(全作品概要紹介)
大問題の初代戦極姫
戦極姫はげーせん18という会社から『戦極姫〜戦乱の世に焔立つ〜』(せんごくひめ・せんらんのよにほむらたつ)のタイトルで、PC版ゲームとして「2008年11月20日」に初タイトルで発売されました。
ただ、発売当初は
・バグまみれ
・ゲーム進行不可
・画像設定がおかしい
・会話も不自然
・キャラの立ち絵が多様な絵師を起用していることで、キャラによっては同人誌未満のものがあり
・シナリオライターが不満という理由で適当なシナリオを構築して、そのまま実装
などと箇条書きにすれば100行は優に超えるであろう不満点がありました。
(詳細が知りたい方は、下の初代戦極姫の参考記事を読むことをお勧めします)
この作品がCS版に移植され、『戦極姫 -戦乱に舞う乙女達-』のタイトルでPS2、PSP版で発売されました。
しかし、これまたバグまみれでとても快適にプレイできないものでした。
PC版からCS版に移植されるにあたり、R18要素はすべて削除されたのは当然ですが、単純な移植では済まないものの、バグは増えるという始末。
普通は、移植前のバグは取り除いて開発するのですが、むしろバグが増えるという状態でした。
結果、KOTY(クソゲーオブザイヤー)大賞(据置機、携帯機の両部門)に輝くという不名誉な作品になりました。
(後にも先にも同時受賞する作品はもうないでしょう)
なお、なぜか「改善版」が後になって新作品として販売されています。
(内容は全く同じで、値段を安くしたりしたもの)
物議を醸した戦極姫2
この直後には、シリーズ2作品目に『戦極姫2〜戦乱の世、群雄嵐の如く〜』(2010年2月19日)という作品を発売しました。
ただ発売するのなら何も言われなかったのですが、よりによって上のCS版の事実上の改良品として発売されたのが物議を醸しだしました。
どういうことかというと、CS版のバグが会社に報告されて、そのバグを改善したものを直後に売り出したのです。
つまりは、ゲーム購入者を「無償デバッガー」として扱ったのが問題になりました(自分もその無償デバッガーの1人です)。
肝心の2シリーズ目はバグはあったものの、初代PC版のような酷いキャラは削除され(対象の絵師の起用を外して別絵師に依頼)、比較的スムーズにプレイできるようになりました。
一般的には「まだ酷い方だと思う」と思われるでしょうが、シリーズプレイヤーからすれば「大きな進歩で目立った不満は少ない」という作品になりました。
この2作品目もCS版として、
『戦極姫2~葉隠の乙女、風雲に乗ず~』:Xbox360版、2010年6月24日発売
『戦極姫2・嵐~百華、戦乱辰風の如く~』:PSP版、2010年12月2日発売
『戦極姫2・炎~百華、戦乱辰風の如く~』:PS2版、2010年12月2日発売
として発売され、CS版の移植でもバグはかなり少なくなっています。
(もちろん、起こると面倒なバグは残っていますが、初代とは雲泥の差です)
大進化を遂げた戦極姫3
普通、1でも2でもかなりバグが出ていて問題となればシリーズ打ち切りもあるでしょうが、開発、販売元であるげーせん18やシステムソフトアルファーはまだまだ売りに出してきます。
3シリーズ目として、『戦極姫3~天下を切り裂く光と影~』(PC・R18、2011年06月17日発売)に発売されました。
CS版としては、
PSP移植版:2012年3月29日
PS3移植版:2012年12月20日
PSVita移植版:2013年1月31日
PC逆移植版:2014年3月28日
とこれまた多方面に売り出しています。
この3作品目がこれからのシリーズの基礎で、装備システムの導入などあらゆる面で戦術面が強化されています。
肝心のバグも大幅に減って、目立ったバグは特にないというレベルまで落ち着いています。
ここにきて、ようやくゲームとして確立されたと言っても過言ではありません。
絵師の進化も著しい4作品目、シリーズ最高作品と名高い5作品目
さらに1年後に
『戦極姫4~争覇百計、花守る誓い~』(PC、R18版、2012年12月14日発売)
CS版は、システムソフト・アルファーからPSP移植版(2014年1月23日)、PS3移植版(2014年2月27日)、PSVita移植版(2014年6月19日)が発売されました。
3をさらにブラッシュアップして、野戦画面も超進化、シミュレーションゲームとしての質が格段に上がっています。
そしてさらに1年後、『戦極姫5~戦禍断つ覇王の系譜~』(PC、R18版、2013年12月6日発売) が発売されました。
今まであった遊戯強化版(追加シナリオディスクに相当)を2つ適用すれば、シリーズで最も多いシナリオをプレイできます。
この5作品目が「過去最高作品」と名高いです。
実際にプレイしても、十分なシナリオ量と満足度、シミュレーションパートも問題なしと一番お勧めできる作品でしょう。
CS版として、PSVita、PS3、PS4版があります。
6は悪魔の数字か?大不評となった6作品目
2年の時が空きますが、6作品目である『戦極姫6~天下覚醒、新月の煌き~』(PC、R18版、2015年3月27日発売)が発売されたのですが、「非常に大不評」です。
自分がシリーズで最後に手を出した作品なのですが、非常にひどい有様です。
シリーズ初の試みであるW主人公(従来の主人公に新たに追加)を採用したのですが、これが大問題でした。
普通W主人公制ならボリュームは等分割するのがふつうですが、88人の攻略人数に対して「82:6」というあり得ない割り振り方をしました。
更に追い討ちをかけるように追加された主人公の性格が最悪で、言葉にするくらい酷いです。
シナリオも見ていられないほどで、到底10000円も出す価値はないでしょう。
個人的に上杉謙信の立ち絵が最も好きな作品ですが、それが霞むほどに酷いです。
公式からもこの主人公は抹消され、遊戯強化版で完全に消されました。
つまり、「公式が非を認めた」(実際に従来主人公しか登場しないアップデート版!と堂々と書く有様)として遊戯強化版が発売されています。
なお、この作品はR18ゲームでKOTY2015年大賞を受賞して、ここに「据置機、携帯機、R18版」の三冠王という覇業を成し遂げることになりました。
さらに、この作品だけ唯一CS版が発売されていません。
R18要素を取り除くとゲームとして成立しない(問題の主人公を取り除くと1からゲームを作るのと等しくなる)というのが理由です。
一応擁護すると、試練盤や野戦の刷新など新たな試みはありました。
シリーズ最後の作品である7作品目
そんな大失敗の戦国姫6から1年後、結果的にシリーズ最後の作品となった7作品目『戦極姫7〜戦雲つらぬく紅蓮の遺志〜』(PC・R18版、2016年10月28日発売)が発売されました。
今までマイナーチェンジだった武田信玄や上杉謙信が大幅チェンジしたのが印象的です。
この作品はかなり特殊で、あるシナリオをクリアしないと開放されないルートがあります。
一応、戦極姫3にもあるのですが、今回はルート1クリア→ルート2で2つに分岐(ルート3-1とルート3-2が開放)という形になっています。
また、戦極姫6の試練盤や野戦刷新は受け継がれています。
さらに、6では発売されなかったCS版も戦極姫7は発売されています。
この作品は主に「真田十勇士が好きな人向け」と言えるかもしれませんね。
戦極姫(初代)のゲーム紹介
まずは大問題の初代から概要とおすすめルートを紹介していきます。
今作のゲーム概要
戦国時代の天下統一ゲームとしてはオーソドックスです。
ポイントとしては
①シナリオに関わる重要武将が切腹(死亡)するとゲームオーバー(主人公や当主だけが重要武将とは限らない)
②「石高」と「威光」が存在し、天下統一にはその石高と威光に応じて変動(石高が多ければ必要威光は下がり、石高が少なければ必要威光が上がる)
③CP(コマンドポイント)制で、これは「当主の政治の数値に依存」する
④武将はランダムで配下に加わったり、切腹したりする(ただし乱数調整で調整可能)
⑤忠誠値が低いと謀反を起こす(戦国ゲームなら定番)
というのが最も重要な要素です。
とにかくまともなチュートリアルが存在しないので、①も②も知らず、特に序盤10ターン前後で重要武将が切腹してゲームオーバーになったという人は数知れないです。
また、この時代には難易度選択もなく、60ターンが経過する中盤には、ある勢力が肥大化して凄まじい状態になるのが特徴です。
(最大兵数である5000兵を持つ武将を配下に持つ勢力が攻めてきます)
ポイントの1つになりますが引き抜きで敵の弱体化(+自軍強化)は後続の作品でも鉄板の手法です。
戦極姫(初代)のおすすめ攻略ルート
結論から言えば、まあ全部おすすめです。
でもそれでは、「じゃあ結局はどうなの?」と言われるので、順序を付けます。
当然ですが、PC版(R18版)とCS版でシナリオは改変されています(CS版ではR18要素は丸々カット)が、全年齢を対象として「CS版」で書いていきます。
以降も「CS版」基準で書いていきます。
武田家ルート
甲斐(現在の山梨県に相当)から始まるルートです。
「え?周囲は敵国ばかりで大変じゃん」と思いますが、「北条家(右側)」と「今川家(南側)」が初期状態で同盟状態なので、侵攻される心配はなく実際は楽です。
(相手から同盟が切られた場合は状況に応じて再度同盟を結びましょう)
何より
・山県昌景
・馬場信春
・虎綱春日(史実の春日虎綱)
・内藤昌秀
・山本勘助
・真田幸村
などといった優秀なユニーク武将が多く、非常にやりやすいです。
周囲には三河の徳川家や、その左側の尾張の織田家もいるので、これらのユニーク武将を配下に加えられれば更に楽になります。
一方で、西ばかりにとらわれていると、北条家が力を伸ばしてくるので、注意しましょう。
近辺には太田資正や長野業正もいるので、できれば北条家に征伐される前に配下に加えたいです。
島津家ルート
おそらく最も楽に進められるルートです。
以降の作品でも最初に始めるのがおすすめのルートが島津家です。
理由は「最南端で周囲から攻められる心配がないから」です。
ユニーク武将も
・島津義久
・島津義弘
・島津歳久
・島津家久
と優秀な武将が揃っています。
早く侵攻を仕掛けられれば、大友家や龍造寺家のユニーク武将を配下に加えることができます。
なお、大友家は高俸禄で弱い武将が多くいるので、規模のわりに勝手に資金ショートしてジリ貧になることが多いのがミソです。
織田家ルート
「織田信長が好きだから」、「戦国ゲームと言ったら織田信長でしょ」と思って何も知らない状態で始めたら、かなり痛い目に遭います。
自分が最初に始めたルートではありますが、ゲームオーバーになって最初の攻略ルートとしては断念したルートです。
それなりにこのゲームを把握した状態で始めることをお勧めします。
織田信長を中心に優秀な武将はいるのですが、木下藤吉郎が猿です。
もう一度言います。
木下藤吉郎は猿です。
文字通り猿で、喋る猿です。
周囲には武田家や今川家、さらに東には北条家、北東には上杉家もいるので、楽に進めたいなら東側は同盟で凌いで西に侵攻するのがおすすめです。
東側には優秀な武将がいるのですが、三河の徳川家の武将を引き抜いたり降伏させたら西に転換侵攻しましょう。
上杉家ルート
自分が初めて天下統一クリアしたルートです。
当主の智謀が低めなのでCPは低いため、1ターンの行動量は限られますが、統率が高いため野戦は有利です。
越後は徴兵量が多いのも特徴で、周囲も攻められにくい(越中は雑多勢力が多く、こちらに攻めてきにくい+南出羽の独立勢力が多い)ので開始位置としては良い方です。
まずは、北東に攻めていってユニーク武将などを抱えましょう。
その後、関東に侵攻して、東側の憂いをなくします。
しかし、関東制圧くらいになると、西側から強大な勢力が攻めてきます。
当時は龍造寺家が越前あたりまで攻めてきて、滅茶苦茶苦労しました。
進行が苦しい場合は、引き抜きを駆使して多い兵を持つ武将を敵からこちらに加えるのがポイントと分かります。
これは以降の作品でも同じです。
※右側の「宇佐美定満」の絵師はCS版移植から削除されています。
毛利家ルートについて
毛利ガーナ、オルテナ、ナッシュ。
後から知りましたが、ガンダムネタですね(黒い三連星)。
周囲が敵国だらけで多いように見えますが、独立勢力が多いので何とかなります。
まずは陶家と大内家を侵攻してユニーク武将を加えましょう。
その後は2方面~4方面あたりに分散して侵攻するのがおすすめです。
問題点(書ききれないほどあり)
最初の概要にも書いた通り、問題点(バグ)が多すぎます。
その数多のバグ中から抜粋して、1つ1つ紹介していきます。
御家再興バグ
この問題は、当時プレイしていた上杉家の「南出羽」で起こりました。
なんと滅ぼした最上家の「中野宗時」という武将が、いきなり自分の城を乗っ取って最上家を再興させたのです!
「は?なんで滅ぼした大名家がいきなりしゃしゃり出てくるの?」と、乱数調整をかけたのですが、何度やっても同じ武将が同じ場所で出てくるのです。
幸い、周囲にちょっかいをかけられないよう、あらかじめ周囲を包囲しておく対処で乗り越えましたが、包囲に手数を割かれたので、大問題でした。
(対象武将の兵数が少ないので、周囲の城を多数の兵を配置して身動きさせないようにしました。ただし、必要武将と兵数がかかって面倒でした)
独立勢力自滅バグ
この問題は、大和国で起こりました。
国は全ての城を制圧して、一切の敵城がないのに急に「独立勢力が攻めてきました」と表示されて、その直後に「独立勢力は滅びました」と出ました。
もちろん城に一切の被害などはなく、「勝手に出てきたと思ったら勝手に滅びた」というものです。
実害はないのですが、問題なのは「毎ターン同じ場所で起こる。対処のしようがない」と「単なる遅延行為でストレートに鬱陶しい」というものです。
ストレスマッハです。
Null武将バグ
これも同じく大和国でおこりました。
統率、智謀といったステータスが0で、顔グラフィックなども一切ない(真っ白の顔)、まさに「Null」の状態の武将です。
この武将を操作しようとするとフリーズする(それまでセーブしていないとセーブしたところからやり直し)ので、一切触れてはいけない、まさに地雷です。
出現条件も一切不明で、結局最後まで地雷を放置したままにしておきました。
キャラグラフィック被りバグ
笑えるけど笑えないバグです。
上に上げたバグに比べれば侵攻不可などになったりしない分マシともいえるのですが…
以下は重要な場面なのですが、シリアス崩壊です。
上は通称「丹羽スタンド」とも言われています。
せっかくのシーンが台無しです…
他にも、カツラがずれたような絵面になったり(斎藤道三)、分身バグ(北信愛)など色々あります。
戦極姫(初代)のまとめ
断言しますが、今からこの作品をする価値は全くありません。
リメイク版が出されていますが、根本の仕様は一切変わっておらず、あらゆる面で古いゲームです。
全作品を試したいという視点ならまた別の話ですが、今から戦極姫シリーズをプレイする人にとってはお勧めできない作品です。
後からでも言いますが、始めるなら戦極姫5からか、あるいは順番に追いかけるにしても戦極姫3から始めることを強くお勧めします。
ここにきて書いておきますが、一応ユーザーに有利なバグもあります。
軍資金バグと鉄砲バグ(鉄砲バグは開発公式公認)が代表例です。
どちらもゲームバランスを崩壊させるので、シナリオを見る目的以外(純粋にシミュレーションゲームとして楽しみたい)では使わない方がいいです。
戦極姫2のゲーム紹介
前作では様々なバグに悩まされましたが、2作品目ではだいぶ減りました。
それでも一般的なゲームからすればまだまだ多い方ですが、戦極姫シリーズの視点で見るなら大分改善されたものです。
何かと織田信長の右下(と上記画像で一番右下)にいる「柿崎景家」が目を引きます。
あと、木下藤吉郎が「猿」から「人間」に大進化しました(CS版)。
あらゆる面で、初代とは比べ物になりません。
今作のゲーム概要
基本的なシステムは初代から変わっていません。
ただし、システムは改善されました。
・CP消費の見直し
・ユニーク武将の増加
・武将ステータスの見直し:「統率・政治」の2つ→「統率・智謀・政治」の3つに変更(政治数値がCPに依存する点は変更なし)
・兵種の導入:騎兵、槍兵、弓兵の導入。兵種により攻撃・防御の有利不利の設定。いわゆる3すくみの設定
・ゲームバランスの変更:前作で強すぎた武田家の弱体化+伊達家の強化
・「引き抜き」仕様の変更:その家の重臣にあたる武将は引き抜き不可。配下にしたい場合は戦闘後の降伏が必要になった
一部は改悪とも取れるように思いますが、ゲームバランスとしては妥当な仕組みになったと思いますね。
戦極姫2のおすすめ攻略ルート
おすすめの攻略順ですが、今回は攻略のしやすさ順に書きます。
島津家ルート
やはり鉄板の島津家ルートが最も攻略しやすいです。
本作も引き続き4姉妹を中心に整った戦力を持っています。
攻略の順序も前作の初代と全く変更はありません。
同じ手順で攻略可能です。
伊達家ルート
次は伊達家です。
伊達政宗、片倉景綱、伊達成実の3人が中心で、開始位置が中陸奥とほぼ北端なので侵攻がしやすいです。
周囲は固い城が多いですが、それも問題ないでしょう。
ユニーク武将3人と少ない方ですが、整った能力値を持っているので進めるうえでの問題はないです。
上杉家ルート
次は上杉家です。
今回も相変わらず開始国が越後と恵まれた位置なので、進めやすいです。
更に柿崎景家のユニーク化に伴い、更に戦力が充実しています。
CPの低さが若干気になりますが、それを鑑みても進めやすいルートです。
大友家ルート
大友家ルートは序盤さえ凌げば楽です。
とにかく、高俸禄で能力値の低い(+忠誠値の低い)武将は片っ端から解雇しましょう。
この整理を行わないとあっという間に資金ショートを起こします。
周囲には龍造寺家や島津家など優秀な武将がいるので、配下に加えて吸収を統一すればゲームクリアも同然です。
武田家ルート
今作で前作の教訓から弱体化を食らった武田家ですが、依然として強い方です。
変わらず、北条家と今川家とは同盟状態なので、開始位置が最悪(周囲に強い大国だらけ)ですが、進め方を決めれば問題ないでしょう。
織田家ルート
相変わらず厄介な位置から開始しますが、見ごたえのあるシナリオです。
ただ、シナリオのフラグ管理が破綻しているのか、とあるルート突入からのシナリオ回収ができないようになっています。
これもフラグ管理の設定ミスでしょうね。
大事なシナリオなのになぜこんな初歩的なミスを残したまま発売してしまったのか…
戦極姫2のまとめ
初代から大幅にバグは減りましたが、それでもバグは残っており、それ抜きにしてもシステムは古いです。
今から始めるにはお勧めできません。
後継作である、戦極姫3から始めることをお勧めしたいです。
戦極姫3のゲーム紹介
シリーズ3作目にしてほぼ完成形となりました。
断言しますが、前作2つとは比べ物になりません。
初代→2→3とやれば目に見えてその進化っぷりが分かります。
今作のゲーム概要
2とは比較にならないほどにシステムに変更が加わりました。
・シナリオルートの増加
シリーズ最多級(基本パッケージで10シナリオはシリーズ最多)
三好家クリアで足利家が表示され選択可となります
武田家クリアで武田家(影)ルートが表示され選択可となります
遊戯強化版で最上家と北条家の2シナリオが追加されます
・切腹有り/無しの設定
これが最高だと思った人も多いはず
足利家ルートの「義輝ルートENDクリア」で開放されます(他のルートエンディングクリアでは開放されないので注意)
有り/無しの設定は「環境設定」で変更可能
・「装備アイテム」の導入
装備できるのは武将1人につき1つまで装備可能に。城を落とした時にランダム(低確率)で入手できます
・「合戦(野戦)」の見直し
野戦になったときは部隊における大将の設定が必要、当主が野戦に参加の場合は、自動的に当主が大将になります
・「無血開城」の導入
野戦状態で敵の大将を撃破すると、籠城戦に移行せず戦闘終了となりアイテム入手も確定します
これにより、固い城でも包囲で資金を消耗させずに落城可能となりました
・「武将に会う」コマンドの変更
すべてのユニーク武将と会話できるようになっており、武将選択時のイラストが笑顔であればイベントが起きます
イベントが起きず会話だけでも必ず経験値が1加算されます
・「座敷牢」システムの導入
一部の勢力の当主並びに重臣は降伏してもそのまま加入せずに捕縛されます
説得し仲間に迎える新システムで対象となる武将は決まっています
戦闘後自動捕縛となり”武将に会う”で会話がはじまり、正しい選択肢を選べば説得成功→自軍加入となります
説得に失敗(選択肢を間違う)とその武将は加入しません(選択肢難易度はまちまちですが難しく、かなりの鬼畜仕様です)
・「天下統一宣言」ボタンの導入
天下統一条件を満たすと「天下統一宣言」のボタンが表示されます
ボタンを押して次ターンに更新されると更新フェイズでシナリオクリア(エンディング)となります
天下統一宣言ボタンを押さない限りシミュレーションパートは継続可能で、全国統一もできます
これを見た人からすれば、まず足利家の義輝ENDが最初になるでしょうね。
とにかく今までは武将の降伏のランダム要素が強すぎましたので。
ただし、足利家は一筋縄では攻略できません。
それなりに知識がないと攻略はやや難しめです。
戦極姫3のおすすめ攻略ルート
上記の通り通常版で10ルート+遊戯強化版で最上家と北条家の2ルートが追加され合計12ルートです。
非常にボリュームが多く、やり応えがあります。
全部のシナリオを回収しようとすると膨大な時間がかかりますが…
今回はその12シナリオから5つをピックアップします。
①織田家
②武田家
③毛利家
④伊達家
⑤三好家
ですね。
順番は優劣つけがたいです。
ちなみに、島津家(のグラフィック)は歴代作品で3が最も好みです。
龍造寺家も四天王5人が全員ユニーク(当主と主人公を含めればなんと7人ユニーク)なのはこの3だけです。
(一応6も全員ユニークであるのですが、総合的には3の方がグラフィックがよいです)
上杉家の面々以上に左側の松永久秀が大きく書かれています。
以降の作品でもそうなのですが、実際かなり上位の人気キャラらしいです。
織田家ルート
選択肢でシナリオが分岐します。
端的に言いますが
①織田信長ルート
②徳川家康ルート
③羽柴秀吉ルート
の3つです。
全部回収するのは面倒です。
これは織田家に限らず全てのルートで言えますが。
なぜなら最新作7なら「天下統一の条件を満たさなくてもクリアになる」のに対し、3では「天下統一の条件(石高と威光)を満たさないとクリアにならない」からです。
そのため、エンディングを迎えるために延々と領地を広げていく必要があり、1つのルートクリアのための多大なシミュレーションパートをさせられます。
ゆえに、3は全イベント回収はその数もあって地獄です。
話を戻しまして、シナリオの出来は非常に良いです。
ちゃんと史実の出来事が入れられていますし(パッと読んでいてはこのイベントがどの出来事か分かりにくいと思いますが)、ちゃんと分岐作りができています。
キャラグラフィックでは遂に織田信行が女性ユニーク武将化を果たし、シリーズトップクラスの人気を誇るデザインになります。
1では個別グラフィックが用意されていたものの、あっさりと序盤でいなくなるのに対し、今作から最後まで重要キャラです(ただし最初から武将としては使えません)。
小悪魔的なデザインですが、性格は素直で良いので誰でも安心して攻略できます。
なお、徳川家の面々(徳川家康、石川数正、本田忠勝、井伊直政)はキャラが濃いです。
特に徳川家康と石川数正は…
ちなみにちょっとしたネタ晴らしですが、石川数正はあるイベントである選択肢を選ぶと直後に出奔します。
しかもそのイベントは終盤と…
石川数正に兵数をたくさん持たせていると、そのまま兵数を持っていかれてつらいことになる可能性もあるので注意です。
別の選択肢を選ぶと出奔はせずに済むのですが、それはそれで面白い話ですよ。
というかこのシナリオライターはどういう思考で家康をこんなキャラにしてしまったのか…
武田家ルート
やっぱり武田家は最高です。
シリーズ通して最も安定かつ無難(ユニーク武将の充実度でもシナリオ面でも)でしょう。
2までと違って、病弱+双子が取り入れられたのはここからです。
7では双子設定が外されてしまいましたが(おそらくシナリオとキャライラストの都合でしょう)。
武田双子姉妹は1、2を争うくらい好きです。
3、4、7がトップクラスですね。
いずれも好きです。
3か4で言うなら、若干3の方が好きですかね。
さて、その双子ですが、ちゃんと書き分けられています。
初見では絶対に分からないと思いますが、「髪」を見れば分かります。
(ただし、どこを見ればいいかはネタバレのため教えられません)
区別がついたうえでシナリオを読み進めると面白いですよ。
ちゃんと表と裏の2ルート(裏の影ルートは最初に書いた通り、表をクリアしないと出てきません)が用意されているのでどちらもプレイしてみてください。
表を知った後にやれば、その味の深さがよく分かります。
毛利家について
なんと4ルートも用意されています。
毛利家4ルートを全制覇は面倒でしょうね。
とはいえ、途中の選択肢(誰が見てもここが分岐と分かるように設定されています。しかもご丁寧に選択時にセーブできるようになっています)までは共通なので、そこでセーブデータを分ければ若干楽でしょう。
それでも天下統一までやらないといけないことに変わりはないですし、数時間かかることに変わりはありません。
元就ルートを選んだ時の背徳感は何とも言えません…(選択肢を選ぶと、秀包が一瞬ドン引きします)
他の3人が可哀そうです…
伊達家について
絵柄を見て一発で気づくでしょうが、伊達家のユニーク武将のキャラ絵は織田信長と同じ絵師が担当しています。
この絵師さん、本当に安定した書き方をしますね、感心します。
だからこそ、最初の1と2を除いてメインの織田信長の絵を任されているのでしょう。
シリーズ通して唯一「支倉常長」がユニーク武将です。
ただし、最初の導入イベントで出て行ってしまうので、復帰するまで使えません。
実質最初から使えるユニーク武将は主人公を除くと
伊達政宗
片倉景綱
鬼庭良直
の3人です。
ストーリーを進めると支倉常長が復帰加入して使えるようになりますが、分岐イベントが存在します。
選択を迫られますが、どれを選ぶかはあなた次第。
どれを選ぼうともよくできたストーリーだと思いますよ。
ネックは他の家と同じく全部回収を前提としたときの面倒さですが…
面倒くささ以上にかなりいいストーリーだと思います。
主人公・颯馬中心で書かれているわけではなく、新鮮さがありました。
過去作の伊達家のストーリーは酷いものでしたが、今作は全ストーリーを見ても屈指の出来だと思っています。
いっそのこと少々のネタバレをしたいくらいいい出来です。
だからこそなぜ支倉常長を今作限りで削除したのか…
ストーリーが被ったらダメなので致し方なしだからでしょうね。
是非以下のシーンがある場所は読んでもらいたいものです。
分岐こそ2つしかありませんが、非常に濃厚です。
是非両方とも見ていただきたいストーリーです。
この3の伊達家ルートはシリーズ屈指の良ストーリーですのでプレイしていただきたいです。
ちなみにですが、自分も当然プレイしましたが感受性の高い自分には全部読むには結構きつかったです。
特に片一方のルート分岐後のシナリオは…
同時に「支倉常長」についてもよく知ってもらいたいですね。
長年かけて貿易などの交流を結ぼうとローマへと渡り、帰国したものの時は既に江戸幕府によって「禁教令」が出されていました。
支倉常長が日本を出港したのは1613年です(1612年は出港したものの途中で座礁し失敗、帰国)。
そして帰国したのが1620年の話でした。
その渡航期間中、江戸幕府は1612年、1613年、1619年、1620年と幾度となくキリスト教徒弾圧を行いました。
そして1622年には「元和の大殉教」と呼ばれる大規模なキリスト教徒処刑も行われました。
それを受けてか1622年、支倉常長は失意のうちに死去したようです。
結果論ですが、支倉常長のやろうとした通商貿易などの話は全て江戸幕府の禁教令によって水の泡と化すことになりました。
この後もキリスト教弾圧は止まらず、翌年1623年に幕府のお膝元・江戸で55名、更に翌年の1624年には東北でなんと108名、平戸(現在の長崎県)で38名の処刑を行っています。
以降はご存じのとおり、1637年に大規模なキリスト教徒の反乱である「島原の乱」が起こることになります。
三好家ルート
本作の看板にもなりうる、初の三好家ルートです。
三好家ルートをやりたい、松永久秀が好きならこの戦極姫3一択です。
三好長慶だけでなく、十河一存、三好三兄弟(戦極姫では三姉妹。三好長逸、三好政康(=三好宗渭)、石成友通)もちゃんとユニーク武将です。
そして、戦極姫3の看板武将でもあり、初のユニーク化の松永久秀。
今作では悪役キャラとして書かれています。
近年では評価が真逆に覆って「三好家の忠臣であり忠義に厚く、非常に優秀な武将だった(元から医学や茶道に長けた武将でしたが)」という評価になっています。
戦極姫3のまとめ
旧システム(座敷牢による説得や、最初から切腹なしにできない)でやり込みたいなら3をお勧めします。
あとは三好家などが好きならこの戦極姫3になりますね。
4からシステム面がガラリと変わるのですが、システムの不便さを抜きにしてシナリオを堪能したいなら3も十分選択肢に入ります。
というよりシナリオ回収が面倒ではあるものの、どのルートをとってもシナリオの出来がいいので後悔はしないと断言できます。
シナリオそのままでシステムが4以降のものなら文句なしでシリーズ1、2を争う出来だったでしょうね。
ネタバレはしませんがこの戦極姫3の足利ルートはかなりおっかないです(特にPC版の導入部あたり)。
ここの主人公・颯馬の扱いが…酷すぎませんかね?
シリーズ屈指の待遇の悪さ(境遇の悪さといったほうが正確かも?)だと思っています。
いやもう、本当にPC版でやったら「これは酷い」としか言葉が出ませんでしたよ。
プレイヤー視点からすれば「ああ、何と哀れな…。ついでにまたこのパターンかよ」と思うでしょうね。
このシナリオライター、趣向の癖が強すぎです、ないわー…(ドン引き)
好きな人は好きでしょうが、自分は苦手です。
余談ですが、足利家のシナリオはCS版とPC版ではシナリオが全く違います。
登場人物こそ変わらないものの、CS版移植にあたり、大幅刷新されています。
理由は「大人の都合」ということです。
言わずとも分かりますが、PC版の足利ルートはR18要素が多すぎてCS版ではほぼ1から手直しというレベルです。
R18要素が好きならPC版、そうでないならCS版を買いましょう。
足利家は複数の分岐ルートがあるのですが、2つのルート、特にある1つのルートは結構心にきますねえ。
好みの人はいるでしょうが好き嫌いが分かれるでしょう。
勘のいい人なら「足利家」というだけでピンとくるでしょうが。
さらに加えると、足利家といえば京のある山城国から始まるのが定番ですが、東北地方・現在の秋田県にあたる北出羽から始まります。
理由の推察ですが、山城以外に配置できる国を考えた結果でしょうね。
適当な家にぶち込むわけにはいかないので、独立勢力が跋扈する国にしたのでしょう。
周囲は硬い城だらけですが、北と東に進軍し伊達を併呑することができれば南下するだけなのでかなり有利に進められます。
ただし、ユニーク武将は基本例外を除いて「当主のみしか配下にできません」。
例えば、伊達家では片倉景綱など、上杉家では直江兼続などは殲滅させられます。
まとめると、大雑把に決めるなら
・三好家を堪能したい→戦極姫3は買い
・切腹や座敷牢の説得などのシステムが面倒、新しいシステムで遊びたい→戦極姫4以降
という感じになるでしょう。
戦極姫4について
この作品が、戦極姫シリーズのほぼ完成形であり、傑作クラスと評価されています。
今やっても十分楽しめる出来ですし、システム面も古臭いと感じさせません。
今作のゲーム概要
3からさらに進化を遂げることとなりました。
これでほぼ戦極姫シリーズの完成形となっています。
・武将能力値の細分化
武将がより得手不得手の分野を持つように特徴が出るようになりました
・ゲーム画面の刷新
全国画面での経路図の表示やポップアップのデータ表示
合戦画面でのSDキャラの演出
・難易度の追加
開始時に難易度を「易しい」、「普通」から選択可能になりました。
(遊戯強化版・壱で「難しい」の追加あり)
・戦略性の追加
合戦場「海戦」(一部戦場が海戦となり、兵種の優劣関係がなくなる)
50種類のスキル
合戦での新コマンド「別働隊」(戦場規模より多い武将で野戦の場合、別働隊として攻撃に回せる)
・控え武将の導入
戦闘後、降伏した武将は一旦控え武将として加わり好きな時に配置可能
・新コマンドの追加
鍛錬、偵察
・地方統一シナリオの導入
一部シナリオ攻略で天下統一が不要になりました
・引継ぎポイントの導入
クリア時に一定数のポイントが獲得でき、召し抱え武将や装備アイテムを獲得した状態でプレイ開始可能になりました
他多数の改修あり
システム面が大幅刷新されてステータスがより細かくなりました。
今までは1~16程度が初期ステータスだったのですが、ここから1~100までとかなり細かくなり、それぞれの武将の個性が出ました。
4から最新作7までこの細かいステータスになっています。
まさに4が今の基礎となったと言えるでしょう。
もっとも大きい改修が、控え武将の導入ですね。
今までは武将を降伏させて配下に加える場合、空きがある状況で攻めなければいけなかったですからね(2人降伏させたい場合は4人以下で攻めないといけないなど)。
マップグラフィックもここにきてようやく安定しました。
さらには今までユニーク武将を降伏させるために6人攻めができなかった(降伏用に空きを用意する必要があった)ところを、控え武将に配置されるようになったことで、ここにきて悩みの種が解決されました。
本当にこの4がシリーズ完成形の礎といえます。
4についてどれがおすすめかは難しいですが…
シナリオ面では
①武田家
②毛利家
キャラグラフィック面では
③大友家
④伊達家
でしょうかね。
パッケージで松永久秀の圧倒感。
3に続いてメインを張るくらいの勢いですね。
ここで徳川家康が驚異の変貌を遂げます。
今までコロコロとグラフィックが変わってきていた徳川家康ですが、まさに4で完成形です。
でも6でなぜああなった…
そのせいもあって7でも大幅刷新されたのはまた次の話です。
羽柴秀吉もここにきてようやく安定してきました。
1ではもう言葉に表せないくらい酷く雑なものでしたが、3で成長、4でほぼ完成形です。
ただし、ここで明智光秀が織田家所属ではありません(そもそも書いた通り、今作では織田家が存在しないですが)。
次回作5もそうなのですが、明智光秀が別勢力に所属します。
光秀好きにとっては苦しいかもしれませんね。
あと、絵柄変わりすぎです。
個人的にはシリーズ通して3が一番好みなのですが…
戦極姫4のおすすめ攻略ルート
シナリオは基本パッケージで「島津、足利、徳川、武田、上杉、伊達」の6ルートです。
ここにきて、織田家が削除されることとなりました。
代わりに「徳川家」になった形ですね。
遊戯強化版で羽柴家と小田家の2シナリオ(合計で8シナリオ)が追加されます。
戦極姫3より大きく減っていますが、そこはシステム面のアップデートで補っていると感じました。
武田家ルート
またしても武田信玄のグラフィックが変わります。
でも4も十分いいですよ。
髪質は以降の5や6に引き継がれています(性格は変わりますが)。
なお、武田四天王はまた刷新されます。
前作3でキャラが固まったのですが、絵師が変わりました。
性格は引継ぎなのですがね。
シリーズ通してなかなかグラフィックが安定しないの馬場信春くらいでしょうか。
逆に内藤昌秀のキャラは終始安定していると思います。
毛利家ルート
前作の戦極姫3に引き続き、毛利隆元、小早川隆景、吉川元春は続投です。
代わりに毛利秀包が削除され、毛利輝元がユニーク武将になりました。
更に、なぜか当主の毛利元就も削除されました(隆元に焦点を当てるため?)。
初代などと違い、バランスの取れた勢力で周囲が敵国で囲まれていても問題なく攻略できます。
大友家ルート
地方統一型のシナリオです。
それゆえに、天下統一まで遊びつくすことはできません。
全国統一できないのが残念ですが、シナリオ回収がしやすいと思えば仕方ないでしょうか。
個人的な意見ですが高橋紹運や立花道雪、立花宗茂は4が一番好きですね。
高橋紹運と立花宗茂は7と比べるなら難しいところですが、立花道雪がいるという点で若干4が良いかと思います。
伊達家ルート
またしても驚異の変貌を遂げた伊達家面々。
ユニークキャラの充実度はトップクラスです(伊達政宗以下5名)。
前作3では織田信長の絵師が兼任していたのですが、今作は別の絵師が担当しています。
4と5の伊達家は同じ絵師さんが担当しています。
ただし、3と違って支倉常長は削除されています、残念!
代わりに鬼庭綱元が女性ユニークとして入りました。
前作・良直の代わりですね。
そして前作ではいなかった伊達成実もユニーク復権です。
こう考えると、支倉常長の代わりに伊達成実が入ったと言えるでしょう。
政宗パパである輝宗も男性ユニークとして登場しています。
戦極姫4のまとめ
最初に書いた通り、システムが完成されています。
マップグラフィックも見やすくなって快適に遊べます。
4以降から順番にするならこの4からやると良いと思います。
やっぱり、今作からの難易度追加が嬉しいですね。
以降の作品ではデフォルトで選べるようになっています。
最初から難易度選べるようにしろよ、なぜ4作品目から実装したのかとも感じますが…
ただ、個人的に残念なのが島津家がなぜ絵師を変えてしまったのか…
3のままでよかったのにと残念で仕方ありません…
ちなみに、戦国最弱と呼ばれる「小田氏治」のルートをやりたいならこの4でプレイできますので、小田氏治が好きならこの作品は買いですね。
戦極姫5について
屈指のシナリオ不評作、公式も謝罪した6の前作になります(戦極姫6については後述で詳しく解説します)。
4からさらに戦術面などで練り上げられました。
マップも見やすくなり後継作6、7の変更を除けば4以上の完成形です。
ボリューム面でもトップクラスでしょう。
3のようにただ単純に作業するだけでなく、地方統一エンドも織り交ぜていて、ボリューム感は大満足です。
以下におすすめルートを紹介します。
CS版のパッケージで「葛西晴信」と「大崎義隆」がユニーク武将になっています。
まあ伊達家と同じく中陸奥にいて、速攻で伊達家に滅ぼされるわけですが…
能力もモブよりかは強いものの抜きんでて秀でたものはないので、ユニーク1武将として使用するしかないでしょう。
前線に出すか、内政要員とするかはプレイヤー次第です。
しかし、あえてこの2人をパッケージで書く必要があったのですかね?
もっと他に良い武将がいるのですが。
初のユニーク武将化ということでアピールしたかったのでしょうか?
あとはPS4版パッケージでは「黒田官兵衛」が正面ど真ん中で飾られています。
PSVita版では織田信長、PS3版では太原雪斎とパッケージごとにメインキャラが異なるという手の入れようですね。
今作のゲーム概要
基本的には前作の戦極姫4からシステム面では大幅な変化はありません。
・シナリオルートの増加
シリーズ最多の13シナリオ(基本パッケージで8、遊戯強化版・壱で3、遊戯強化版・弐で2の合計13シナリオ。戦極姫3の12シナリオを超えます)
・ユニーク武将の変化
新しくユニーク化した武将、性別の変更(毎作品であることですが)
・全国マップのシームレス化
全国マップが見やすくなりました
・代官の配置
・新コマンド
「共闘」が追加され、別勢力と共戦できるようになりました
・兵種の明確化
・海戦の仕様変更
城郭Lvに応じて船が強化(4段階)
・装備アイテムの熟練度の実装
装備に熟練度が実装され、武将から外すと熟練度がリセットされます
最後の装備熟練度システムは今作限りで撤廃されています。
装備はそう易々と入手できることもないのに、武将が加入するたびに付け替えすると熟練度がリセットされるのは改悪ですね。
戦極姫5のおすすめ攻略ルート
まず、シナリオルートで把握しておきたいのが「武田家と上杉家は同一シナリオで分岐になった」ということです。
さらに、一切のシミュレーションゲームパートがなく、ただひたすらにストーリーを読むだけです。
武田家と上杉家が好きな人にとってはこれは難しい問題です。
ひたすらストーリーを読むだけで攻略できるのは楽な反面、シミュレーションゲームで武将を操り領地拡大をしたい人にとっては物足りないです。
後にも先にも、シナリオを読むだけで終わるというのは、この戦極姫5の「武田家/上杉家ルートのみ」です。
肝心のおすすめのルートですが、身もふたもないですが「全部おすすめ」です。
とにかくボリュームが多く、戦極姫3の三好家もあればパーフェクトでしたがそれ抜きでも全部クリアしてほしいです。
シナリオ重視で評価して、抜粋して紹介するのは4つです。
①織田家
②毛利家
③伊達家
④大友家
⑤長宗我部家
織田家ルート
前作では徳川家ルートと羽柴家ルートに取って代わられ、削除されていた織田家ルートが復活しました。
今作の織田家は非常にボリュームがあります。
簡潔に言うと、織田信長と織田信行、どちらにもがっつりと焦点が当てられていてソツがないです。
ルート分岐でシナリオが大きく変わることはないものの、終始安定してシナリオが見れます。
かなりボリュームがありますので、気長に進めましょう。
シミュレーションパートでは中盤~後半に差し掛かるあたりが苦しいかもしれません。
毛利家ルート
今作では3以来の毛利元就のユニーク復活です。
5の毛利家の面々(キャラグラフィック)がシリーズを通して一番好みですね。
開始位置はなかなか厳しいですが、不可侵地域があるため、従来より攻めやすいです。
島津家と並んで初心者おすすめのルートです。
伊達家ルート
4から絵師は続投です。
ユニーク武将に変化はないですが、シナリオは刷新されています。
前作をプレイしていても十分に楽しめます。
大友家ルート
今作から性格に設定が入れられます。
今までは「ただの南蛮好き」でしたが、それは据え置きで「いたずら好き」が追加されます。
ただし、今作では表面上は放蕩していても、視野が広いという設定になっています。
後述する7とは似ても似つかぬ大違いです。
今更ですが、南蛮好き→西洋人=金髪というのは無理がある気がしますが。
長宗我部家ルート
いよいよ空白地帯だった四国地方にシナリオが追加されます。
待望だった人もいるはずでしょうね。
長宗我部家にユニーク武将は過去から存在しましたが、メインシナリオが導入されるのはシリーズ初めてです。
ユニーク武将も
長宗我部元親
中島可之助
吉良親実
久武親信
久武親直
の5人が揃っていて申し分ないです。
四国の統一ができればあとは成り行きで攻略できると思います(個人的には九州+中国地方に侵攻がおすすめ)。
戦極姫5のまとめ
とりあえず「戦極姫シリーズを始めるならどれがおすすめ?」と迷ったら、この戦極姫5を買えば間違いないです。
システムが完成されており、遊戯強化版2つとも買えば13シナリオルートでがっつり遊べます。
目立ったバグは一切ないというレベルまで完成されており、唯一の問題点の装備熟練度も正直進めるうえではさほど問題ないレベルです。
前作に引き続き、難易度選択も最初から可能ですし、シリーズ初心者でも安心して遊べます。
戦極姫6について
とにもかくにも、この作品は問題だらけです。
その問題は、システムが急に悪くなったとかではないというのが問題なのです。
最初の各作品の概要にもかきましたが、「シリーズ初のW主人公制」なのが問題なのです。
W主人公だから、開始時に選べるかというとそんなことはありません。
各シナリオルートで「固定」です。
(身も蓋もないことを言うと、各主人公でシナリオを描くと2倍になるからですね)
この作品の問題点
問題点は大きく分けて2つあります。
1つ目が「W主人公制なのに、割り振り方に問題がある」ということです。
「88人の武将のうち、なんと新主人公である『榊月冴』が82人をとる」ということです。
もう片方の従来の主人公は6人しか攻略できません。
普通割り振るなら半分ずつか、優遇しても6対4くらいにするものでしょうが、あまりにも偏りすぎです。
新主人公優遇にもほどがあるというレベルです。
2つ目が、「新主人公の性格に難がありすぎる」という点です。
「榊月冴は武術に秀でた直情型」と公式で紹介されていますが、実際にはあらゆる分野で才能を発揮し、料理の腕前は一流を超えた超一流。
その料理をもってすれば病すら治し、料理だけで女性を口説くことができるというレベルです。
これにはプレイヤーが「飯ポ(飯ポーションの略)」と言われ、媚薬飯とも評されています。
まだそれなら許容できる人もいるでしょうが、最大の問題は「女性にだらしない」という点です。
それも常軌を逸したレベルです。
夜伽をしても収まらぬ性欲、身体を重ねても相手を忘れるのもあったり。
一方で男には一切興味なし。
命の恩人であろうと興味なし。
それを示唆するかのように、男性武将は1回会うだけで忠誠度が「絆」になって終了。
まさに「男の面汚し」、「人間の皮を被った外道」とまで評されています。
自分がやってもさもありなんと感じたので、たぶん誰がやっても不快になるのは間違いないでしょう。
実際、R18シーンは全てすっ飛ばしてプレイしました。
天下統一の戦国ゲームなのに、ほとんどが地方統一エンドで強制終了
毛利家や羽柴家(ともに榊月冴ルート)といった一部のシナリオを除いて、地方統一エンドで終了します。
天城颯馬ルートでは天下統一不可です(遊戯強化版での追加③シナリオでも地方統一エンドで終了)。
良い見方をすれば、「地方統一エンドで終了できるから天下統一の作業をしなくていい」ともいえますが、打ち切りエンドともいえるのでボリュームが下がったと言えます。
戦極姫6のまとめ
結果として、この戦極姫6はKOTY2015大賞(R18ゲーム)という不名誉な作品になりました。
公式も榊月冴には見切りをつけて、遊戯強化版には一切登場させず、従来の主人公である天城颯馬のみのシナリオを追加することにしました。
それでも、地方統一エンドがほとんどで、溜飲が下がることはありません。
興味本位で手を出すのは絶対に辞めたほうがいいです。
ゆえに、おすすめシナリオは紹介できません。
一応あえて書くなら、天城颯馬シナリオの織田家ルートですが、今までとは比べ物にならないほど悪辣になり果ててみていてきつかったです。
北条家シナリオも良くないですし、はっきり言って褒められる点を見つけるのが難しいです…
それでも、とあえて挙げるなら「八犬伝」ルートシナリオですね。
従来の武将の新姿で色々武将が登場し、攻略できるという試みは良かったです。
ただし、難易度は相当に高いです。
戦極姫7について
2015年KOTYエロゲー板大賞にも輝いた戦極姫6を受けたあとに出された後継作。
前作の反省を生かした最新作&最後の作品である7はまさに集大成です。
ただし、それはシステム面であって、削られたルート(特に毛利家や長宗我部家など)も沢山あります。
特に5をやった後に7をやると攻略ルートの物足りなさを感じることでしょう。
なにせ、毛利家や長宗我部家がありませんからね。
ちなみに、遊戯強化版がなければ島津家すらありません(しかも島津四姉妹の一部のみユニークという削られっぷり)。
買うなら遊戯強化版・弐まで買いましょう。
それでも武田家からの分岐ルートだけで十分買う価値はあると思います。
実際、この7のメインはそこですからね。
今作のゲーム概要
前作からの変更点は以下です。
・主人公が1人に戻し
天城颯馬のみ。戦極姫6の榊月冴は抹消
・基本パッケージのシナリオルートは8つ
武田・豊臣・真田・大友・織田・徳川・上杉・伊達
・シリーズ初の3部構成のシナリオ
武田→真田十勇士編開放真田十勇士編で選択肢で豊臣or真田に分岐
・武将伝モード
従来の群雄モードで武将の攻略が可能=群雄モードに武将シナリオ攻略が可能に
・合戦の刷新
城壁や城門が配置され野戦と攻城戦が一体化(従来の別体も選択可能)
・新機能の実装
軍師の職務、軍師の進言、チュートリアルの実装
・試練盤の報酬の見直し
初期CP+50 鉄砲の購入量が2倍など
パッケージは武田家からの分岐ルートである真田十勇士編と真田家編、そして大坂の陣なので徳川家康といった、重要ルートとなる武将がメインを飾ります。
上杉謙信が後ろで小さく書かれているのは一応武田信玄と対を成すからでしょう。
戦極姫7のおすすめ攻略ルート
とにもかくにも、上記の通り「武田家」を攻略しないとルートが開放されません。
ネタバレになりますが、武田家ルートで4連戦があります。
このうち、第1戦、第2戦、第3戦を全て敗走して、第4戦のみ勝利すれば真田十勇士編の開放です。
第4戦も負けるとBAD ENDとなり終了なので注意しましょう(CG回収したい場合は見る必要あり)。
おすすめ攻略方法
武田家の真田十勇士編ルート開放で最後のADVパートに入ったときにセーブをしておきます。
そして、そのセーブデータをロードし、クリアをすることで、引継ぎポイントを荒稼ぎできます。
1回あたり15ptで50回ほどもすれば、かなりの武将を召し抱えられます。
(初期状態は必要ポイントが10ポイント。武将攻略するたびに1~3ポイントに下がります)
999ポイントが最大なので、最大まですれば一気にヌルゲーにすることもできます。
もちろん必ずしも召し抱えをしないといけないわけではないので、以降ずっとゲームバランスが崩壊するということはありません。
各攻略は以下の記事を参照
以下の記事で戦極姫7の紹介をしています。
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参考【ゲーム評論】戦極姫シリーズについて⑤【シリーズ最新作にして最後の作品の戦極姫7を紹介】
前回はKOTY大賞受賞の戦極姫6を紹介しました。 ファンであればあるほど絶望に叩き落とされ、そうでなくても新主人公の性格が最悪でうんざりし、シミュレーションパートもほぼ地方統一エンドで終わり、天下統一 ...
続きを見る
戦極姫7のまとめ
7に関しては上記の記事でまとめていますが、その記事を見れば分かると思います。
攻略だけに重きを置くなら上に書いた通り、引継ぎポイントを溜めまくって蹂躙できます。
一部ルート(羽柴家や北条家、足利家など)は引継ぎポイントを使っての召し抱え武将は不可ですが、難しくはありません。
慣れてさえいればどのように侵攻するかは分かるはずです。
7について惜しむらくはそのボリュームの少なさかなと思います。
決して量が少ないという意味ではなく、シナリオがあっさりとしすぎているのです。
その分野戦イベントは豊富ですが、正直いって野戦イベントはだるいです…
徳川家ルートの最終盤は怒涛の野戦イベントです。
武田家からの分岐ルートに比重を置きすぎていて、他のルートが概ね地方統一エンド止まり、上杉家に至っては直江兼続や上杉景勝が使えないなど消化不良です。
7のシステムで5のルートができれば非常に満足なのですが…
(7の武将&ルート+5の攻略ルートみたいにうまく合わせたもの)
それでも十分やりごたえがあるので良かったとは思います。
余談ですが、シリーズ通して唯一「片倉景綱」だけが7でのみ巫女服でなくなっています。
初代から6までずっと神職の出自(史実通りです)ということで巫女服だったのですが、7でのみ通常の服になっています。
その代わりですが、性格はかなり変わっています。
今までは当主・政宗を諫めることも多かったのですが、7では政宗(梵天丸)に心酔しています。
まとめと評価
グラフィックで選ぶなら、個人的な評価ですが
島津家:3(次点で7)
大友家:4
武田家:3、4、7(なかなか一番を選ぶのは難しいです。双子好きなら3が一番かなと思います。表裏ルートありますし)
織田家:7(ただし7では信行がいない。6もですが。信行好きで選ぶなら3で次点で5)
毛利家:5(元就を攻略したいなら3ですね)
足利家:7
伊達家:7(次点で5)
上杉家:3か6(6の上杉謙信だけは評価します)
シナリオについてなら
1位:5(最もボリューミー。ただしあっさりしたルートもあり)
2位:7(ただし武田家からの分岐が評価の大半を占めます)
3位:3
4位:4
3位と4位はほぼ差がないでしょう。
システム面は言わずもがな、新しい順で7>5>4>3です。
とりあえず迷ったなら5を買っておけば問題ありません。
どれからやろうがストーリー面では一切繋がりがないので心配は無用です。
ただし、「6もやりたい!」というなら6から一番最初にやってください。
別の作品(6より前)を先にやると、絶対に後悔します。
特に毛利家は5をやった後に6をやるともう目も当てられないことになります。
というか5のキャラが別人みたいになってしまい(たとえ同じグラフィックでも)、言葉を失います。
戦極姫6はPC版のみ、つまりR18版しかないので否が応でもR18シーンを見ることになりますが、何があっても後悔しない人だけ買ってください。
できることなら中古でディスク版を安く買ったほうがいいです。
DL版は高いですし、売ることができませんからね。
というわけで、順当に楽しむなら3→4→5→7でやるといいと思います。
ちなみにですが、特に3までは戦国時代とは場違いなユニーク武将が登場します。
4以降も時代錯誤な武将が登場しているのですが、特に3までは明らかに異質な存在が登場しています。
気になる方は公式HPで見てみると良いでしょう。
1と2は完全にぶっ飛んだ存在がいますし、3も「これは誰?」という武将が登場します。
4以降はまだそれまでとはマシになっています(上記の通り、単純に時代錯誤なだけ)。
今からでも十分楽しめる戦極姫シリーズ。
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