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【スマホゲーム評価】アスタータタリクスはなぜ早期サービス終了したのか考察

2024年7月25日、gumiからリリースされていたスマホゲームアプリ「アスタータタリクス(アスタタ)」のサービス終了が発表されました。

 

 

 

 

 

サービス終了日は2024年9月30日で、2023年8月のリリースから約1年でサービス終了となります。

 

今回はなぜこのゲームが1年しか持たなかったのかを考察します。

 

 

 

 

なぜ1年しか持たなかったのか

そもそも初動月(リリース月8月を除く)から200位圏外に落ちる時点で、売上は芳しくありませんでした。

これはアプリに色々問題があったからです。

 

 

 

ゲームバランスが悪い

難易度としてノーマル、ハードなどあるのはどこのゲームでも同じです。

ノーマルは育成すればそれなりにサクサク進めることが多いのも普通です。

しかし、アスタタの場合はハードになった瞬間にクリア不可能なレベルに調整されています。

無理矢理クリアしようと思えば、ガチャを引きまくって強化する以外に道はありません。

 

こういうアプリは「クリアしたければガチャ引いてね」と「コンテンツを増やす手間を削減するためにわざと足止めさせる」の2つのパターンがあります。

アスタタの場合は両者共に当てはまりますね。

 

 

 

ガチャの確率が渋い

これも評価を下げる要因にとして大きいです。

往々にしてガチャが渋いスマホゲームは多いです。

当然ながらガチャが収益の大半を占め、特に強いキャラ、貴重なキャラは確率が絞られることは珍しくありません。

 

それゆえに人気アプリでも「ガチャが渋い」とレビューに書き込まれるのはどのアプリでも同じです。

 

アスタタの場合は特に渋いという意見が多かったです(そもそもレビューが少ないのも1つですが)。

 

特に際立ったのが「鬼滅コラボ」です。

「鬼滅の刃」ファンは多いのでこのコラボで始めた人はかなり多いようでした。

 

しかしながら、このコラボは結果として失敗に終わりました。

レビューを見る限り、明らかに鬼滅キャラの排出率が低かったと複数のレビューを見ました。

コラボゆえにそこで稼ぎたい(版権費もかかる)ので、ガチャを多く回してもらいたかったのでしょうが、絞りすぎたのでしょう。

結果として、鬼滅コラボでも大幅な売上増加にはならなかったです。

 

 

 

鬼滅コラボと銘打った割に浅い内容

ガチャ以外でもイベントストーリーがあるのも普通ですが、それが浅くて「コラボした意味ある?」と言われていました。

コラボするにしても版権費だけで、当たり前ですがストーリーを作るのは開発運営がやります。

 

開発費をケチったのか、それとも予算がなかったのか浅い内容でユーザーの評価はイマイチでした。

 

 

 

鬼滅コラボ以降は売上大幅減

結局は鬼滅コラボをしてもゲーム性が悪いためにユーザーは定着せず、コラボ期間に1億超えを出しただけで、以降は4000万円程度(コラボ期間比1/3)に下がりました。

 

コラボは大幅な新規ユーザーを獲得でき、ガチャが多く回るため成功すれば大幅な増収が見込めますが、失敗に終わると逆に版権費などのコスト(支出)増加で屋台骨が傾くものです。

アスタタはゲーム性の悪さからユーザー定着に失敗し、これが致命的になったのでしょう。

 

 

 

売上回復は見込めず損失切りに

結果として、このまま続けても維持運営費がかかるだけと判断したであろう結果、サービス終了が決定しました。

 

以前の記事でも書いた通り、gumiの経営は非常に悪化しており、関連会社を解散するまでに至っています。

起死回生の一手としては、公式が発表している「ジョジョ新作ゲーム」をリリースするとしているので、そこにリソースを集約するのでしょう。

 

もし、新作も失敗するようであれば間違いなくgumiは解散するか別の会社に吸収されるでしょう。

(gumi本体が自前で運営しているアプリはほぼ全て芳しくなく、他者と共同運営しているものが売上の中心の状態)

 

とは言っても

 

・乃木坂フラクタル

・クリスタル オブ リユニオン

・誰が為のアルケミスト

 

くらいしか残っていない状況です。

 

 

 

まとめとgumiの今後について

上記の通り、ここ2年はことごとくアプリが失敗している状況で、明らかに経営陣トップやプロデューサーの見通しの甘さが原因で会社の経営危機に陥っています。

これも前記事で書いたことですが、スマホゲーム業界はレッドオーシャンです。

特に2016年〜2018年ごろに急激にアプリ参入会社が増えました。

2012年〜2013年ごろと比べて、アプリに求められる質が高くなり、業界会社同士でユーザーの奪い合いが激しいです。

初動で見放されればほぼ復活は難しいです(極一部、プリコネのようにリダイブして復活、ブルアカのように2年かけてユーザーを爆発的に増やすなど例外あり)。

 

gumiはここ2年見る限り、完全に初動で転けてそのまま復活できず損切りばかりしています。

次のジョジョ新作でしっかりしたものを作り、がっちりユーザーを掴めなければ終わりでしょう。

幸い「ジョジョ」という大型IPを利用するので、いかに初動でユーザーを多く獲得できるかが命運を分けるのは明白です。

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